SDカードと松下電器産業について

SDカードは、デジタルカメラなどで使用されているメモリーカードです。
SDカードの仕様や規格などを定めている、SDアソシエーションという団体があります。
SDアソシエーションは当初、松下電器と東芝、SanDiskの3社によって設立されました。
3社のうちのひとつは松下電器産業です。

松下電器産業の商品名のブランドには「パナソニック」「ナショナル」などがあります。
家庭用の電化製品などを製造しているメーカーです。

創業は1918年3月7日で、設立は1935年12月15日です。
創業者は、松下幸之助です。
経営理念は「松下電器の使命とは、生産・販売活動を通じて社会生活の改善と向上を図り、世界文化の進展に寄与すること」となっています。
本社は大阪府門真市にあります。
資本金は2,587億4,000万円で、2007年3月期の売上高は9兆1,082億円となっています。
従業員数は300,000人を超え、グループ会社の数は653社もあります。

松下電器産業は、オーディオやデジタル分野ではプラズマテレビ、液晶テレビ、DVDプレーヤー、SDカードなどを製造しています。
家庭用の電気製品分野では冷蔵庫や洗濯機、掃除機などほとんどの電気製品を製造しています。
また、モーターや電池、半導体、パソコンなども製造しています。
グループ会社に松下電工という会社があります。松下電工ではパナホームという住宅を製造していますが、パナホームの売り上げは松下グループ全体の売り上げに大きく貢献している会社です。
乾電池から住宅までと考えると、松下グループは様々な事業を取り扱っているグループ会社といえます。